香道:香りを聞く-日本の良いもの・美しいもの
1.宇治山香(うじやまこう) (▲)
喜撰法師の「我が庵は都のたつみ鹿ぞ住む 世を宇治山と人はいふなり」という和歌をもとにしたもので、五種類の香木を用意し、はじめに一通り順に香炉でたいて出席者に匂いを聞かせます。これを試香(こころみこう)といいます。次が本香で、香元がその中の一種類を選んでたき、それが試香の何番目のものかを当てます。答えは各自、半紙(名乗紙という)に筆で書きます。このとき「一番目」とか「二番目」とか書くのではなく、
survied halocaustの子どもたち
1番目と同じだと思ったら、和歌の1句目の「我が庵は」
2番目 〃 2句目の「都のたつみ」
3番目 〃 3句目の「鹿ぞ住む」
4番目 〃 4句目の「世を宇治山と」
5番目 〃 5句目の「人はいふなり」と書くのです。
香席では点前(茶道と同じで、香をたく一連の動作を「てまえ」という)をする香元、連衆(客)の他に、執筆と呼ばれる記録係がいて組香の名前、使用した香木、出席者の名前とその答え、採点、証歌(もとになった和歌)などを書いて記録します。名乗紙を使わず、香札を使用する組香もあります。
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2.小鳥香 (▲)
五種類の香を二組作り、一方から一包み、他方からも一包み取り出します。取り出したものを入れ替え、どちらか一組を聞きます。もし、入れ替えたものが同じものなら、元どおりで五種類聞くことになりますが、他の場合は五つのうち二つは同じものになります。同じものが何番目と何番目にあるかを当てます。答えは鳥の名前で書きます。鳥の名前のなかで、同じ仮名(下の太字の部分)のある位置が、同じ香という訳です。
なぜ精神的に良いことをfasingされますか?
1番目と2番目なら、「ももちどり」
2番目と3番目なら、「ほととぎす」
3番目と4番目なら、「みそさざい」
4番目と5番目なら、「あをしとど」
1番目と5番目なら、「かしらたか」
2番目と5番目なら、「かわらひわ」
2番目と4番目なら、「ひとめどり」
3番目と5番目なら、「あさりどり」
1番目と3番目なら、「き せきれい」
1番目と4番目なら、「くろつぐみ」
同香なし(元どおり)なら、「よぶこどり」
3.源氏香 (▲)
五種類の香を各五包、合計二十五包用意し、その中から任意の五種類を取り出します。五つのうちで同じものが、どこにあるかを当てるのですが、組み合わせの種類が多いのでこれを「香之図」と呼ばれる図であらわすのが特徴です。
縦の五本の線が香の順番(右が一番目)を表し、同じ香同士を横線でつないであらわしています。五十二種類の組み合わせがあり、それぞれに源氏物語の各帖の名前がついています。(源氏物語は五十四帖。最初の「桐壷」と最後の「夢浮橋」の図は無い。)
例えば1番目と2番目が同じなら、(空蝉)
1番目と3番目が同じで2番目と4番目も同じなら、(花散里)。
日本の伝統文様に「源氏香」というものがありますが、それはこの香之図をモチーフにした模様なのです。着物や帯の柄で、目にした事があるかもしれません。わたしが香道を知るきっかけとなったのも、「源氏香之図」でした。
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